ママ振袖を変身させる7つのアイテム
2023.11.01
年々お母さまの思い出の振袖、通称ママ振で成人式を迎えられる方が増えています。
わたしたち呉服店の、振袖販売の歴史を振り返ってみると、成人式を迎えるお嬢様のお母様が成人式を迎えた1990年前後は、実は振袖が最も売れた頃。
しかも、売り文句のひとつに、「いつの時代でも着ていただける逸品ですよ!結婚して女の子が生まれたら、大切に保管してぜひ着せてあげてください。」と、まるで今の時代を予言していたかのよう…
そして、令和成人式のキーワードは【ママ振】と呼ばれるようになりました。
振袖はお母さまの成人式の時と今でも同じ形なので身長が近ければ同じ寸法で着ていただけます。
しかし、それに合わせる小物は昔とくらべて色味や形が変わってきています。
ママ振の小物を少し変えるだけでお嬢さまの個性をもっと引き出せるイマドキのコーディネートに変身させられます。
今日は最近の小物がどのように変わったかご紹介いたします。
⚫半衿⚫
華やかな刺繍の入ったものが人気です。
お顔映りがより明るくなります。
⚫重ね衿⚫
無地が定番だった重ね衿も柄の入ったものや飾りの付いたものもあります。
⚫帯締め⚫
シンプルなものが多かった帯締めも、華やかな飾りの付いたものが人気です。
大きな飾りで華やかに、パールの飾りで上品に、ここだけでもぐっと雰囲気が変わります。
⚫帯揚げ⚫
昔から人気の絞りの帯揚げに刺繍が入っていたり、レース素材のものもあります。
結びかたもリボンやお花にしたり華やかに結べます。
⚫袋帯⚫
帯結びを三重紐を使って豪華にアレンジするので昔より長く、柔らかくなっています。
⚫草履バック⚫
草履はいふっくら鼻緒で痛くなりにくく、歩きやすくなりました。
バックはお財布やスマートフォンなどたくさん入る大きさになっております。
⚫髪飾り⚫
ボリュームのある鮮やかな色合いになりました。
伝統的なつまみ細工が根強い人気です。
小物を変えてお母さまの成人式の時のお写真と比べてみても楽しいですね。
◆ママ振ご試着会◆
お母様の振袖で成人式に出席しようとお考えの方へ…
ご家庭で振袖を出して、いざ試着!って案外面倒ですよね…そんな時は、振袖一式を塩屋にお持ち頂ければOK!経験豊富な成人式プランナーが、実際に着装させていただき、丁寧にアドバイスいたします!お母様が使った小物をお持ちでしたら、それを有効に活用しながら、お嬢さまの雰囲気にあった小物を一緒に選んで頂けます。
お母様の振袖が一式揃っているから安心!って思っていて、いざ出してみたら…
★寸法は合ってますか?
★シミ・汚れはありませんか?
★必要な小物は揃っていますか?
「全部揃っているから、大丈夫!!」と思っていても、
直前になってあわてないように、必ず事前のチェックをおススメいたします。
特に、草履は古いものは革が固くなったり、内部が腐っていたりして、
突然底が剥がれたり、鼻緒が抜けたりすることもあります。
正直言って、「お母さんが成人式で使った草履」は、まず使えないと思っていただいても過言ではありません。
草履単品での販売もありますので、ご遠慮なくご相談ください。
なお、塩屋では小物のみの購入や、振袖・長襦袢・帯などのお直しだけでも、総額5万円(税別)以上ご利用の方は、着付け無料サービスや、成人式当日の手配、前撮りご案内など、フルセット購入・レンタルと同様のサービスをご利用いただけます。
どんなことでもOKです!成人式&振袖のことならご遠慮なくお問い合わせください!